カナダ・トロントでのワーホリ中、友人とカンクンまでひとっ飛びしてきました。
初めてのメキシコ上陸!カリビアンブルーの絶景から文化の違い、ラテンの愉快さを目の当たりにし最高のバケーションになりましたが、
メキシコ一周した今思うのは、カンクンは良くも悪くも“メキシコらしさ”はかなり控えめだったということ。笑
メキシコ人のテキトーさに時に笑い、時にイライラ。そんなカンクンでの過ごし方についてお話しします^^
DAY1 カンクンに到着!
夜着の便だったので、宿にチェックインしてから近くのレストランへ。
席の周りではメキシコ伝統のマリアッチ楽団が演奏していて、メキシコに来た感が高まる!
大きなグラスにたっぷり入ったカクテルで乾杯!フレッシュでとても美味しい〜
グリルの肉はジューシーで、サボテンのステーキもなかなか美味しい。
ケッサディーヤにはたっぷりのチーズを乗せて♡
観光客用のレストランだったのでお高めではあったけど、それでもお腹いっぱい食べてひとり3600円くらい。
メキシコの物価を考えるとかなり高級ですが、満足度も高くメキシコ初日にぴったりでした。
宿はなんと一泊3ドルの安宿で心配だったけど、お部屋はなかなか快適でした。
シャワー中に停電に合い、かなりびっくりしましたが、これからのメキシコ旅で慣れっこになるとは・・・
DAY2 チチェンイッサ遺跡・セノーテ観光ツアーに参加
この日は朝8時集合でベルトラのツアーに参加。
集合場所は、宿から歩いて20分程かかるので、タクシーを使うことにしました。
簡単にタクシーのおじさんを見つけることができましたが、なんとおじさん「道が分からない」と。
マップを見た感じ簡単な一本道のようだが、Google mapを見せてもわからないと行って断られること数人・・笑
やっと道の分かる運転手を見つけましたが、おかげで到着ギリギリ!もう、運転手さんたちしっかりしてー!
チチェンイッサ遺跡
遺跡に入り、歩いているとすぐに見えてくるのがこちらのピラミッド。
これでもかー!とばかりに立派なピラミッドが現れるので、かなりテンション上がります!
敷地内には古代の遺跡や他のピラミッドなどもあり見所多数ですが、敷地内を回るにはオフィシャルガイドが必要なようで、ミゲル夫婦が付き添ってくれます。
ガイドと言っても何か説明してくれる訳ではなく、ただキャディさんのような車に乗ってブーンとついてきます。
カメラを向けるとこの愛嬌^^
彼の出番は、手を叩くことのみ!
遺跡内で「パン!」と手を叩くと共鳴して、不思議と山びこのようにこだまします。
かなりシュールですが、ミゲル夫妻はそれを見せるためだけに登場するのでした(笑)
マヤ文明最大の遺跡だけに、マヤ人の生活が色濃く残されています。
残酷なエピソードが多く、印象に残ったエピソードは “サッカーで勝ったチームのキャプテンは、神に心臓と頭を捧げる”というもの。
その酷い様子もしっかり遺跡に刻まれているのでした。
セノーテイキル
大きな井戸のような形のセノーテ。鍾乳洞が水没してできた泉だそうです。
上から覗くと、沢山の人が泳いでいてかなり奇妙な光景が広がっています。
階段を下ってセノーテの内部に入ると、そこには天然プールが!
人が多いので、神秘的な感じは全くありませんでしたが、上を見上げるとハート型でかわいい!
セノーテスイトゥン
この景色を見たかったー!
鍾乳洞の中はかなり神秘的な空気が漂っていますが、異常なほどの湿気とカビのような臭いが立ち込めています。。
ゼルダに出てくるマスターソードでも刺さっていそうな(分かるかな・・?)お立ち台は、観光用に後からできたそう。
上から差し込む光が何とも神秘的。
時間帯によっては、一筋の光のように見える時があるそうですが、十分綺麗でした^^
セノーテ系の場所はどこも蚊が多くて、虫除け必須です。
あいにく虫除けスプレーを持ってなかったので、友達のハッカ油で代用。しっかり効果ありました。
ツアー終了後は、ガイドさんの勧めで宿近くの公園に行ってみました。屋台がたくさん並んでいて、お祭りみたいな感じ♪
↑蒸したトウモロコシに、チーズやらソースやらをのせて食べてます。
タコスは3つで240円くらい。具沢山で美味しかった^^
カンクンでは、大体のお店でメキシコペソとアメリカドルが使えるのですが、これが逆にややこしい。
屋台は地元民が多いので、ドルに慣れていないのか、計算ミスも多々ある様子でした。
カンクンに行く際、ペソを持っておく必要はあるか?という点でいうと、カンクンのホテルリゾートエリアだけの観光であれば、ペソに両替しなくても困ることはないかなと思います。
ホテルエリアのお土産店であれば、カードも使えます^^
ただ、カンクンでもホテルエリア外になると現金オンリーのお店が多いので注意が必要です。
(他のメキシコエリアは、ほぼ現金オンリーなのでペソ必須!)
クレープのようなスイーツも美味しかった♡
DAY3 グランセノーテ・ピンクレイクツアーに参加
この日は5時に起きて、グランセノーテ・ピンクレイクツアーに参加。
またしても、“仕事のできる”タクシーの運転手を見つけるのに苦労しました。
マップを見て長い時間悩んだあげく断るの辞めてー!こっちは時間ないんだよー!とイライラしながら、
やっとつかまえたタクシーですが、彼もしっかり行き先間違ってくれました^^
本日も遅刻寸前で集合場所に到着したのでした。
グランセノーテ
カンクンを代表する絶景のひとつ、神秘の泉とも呼ばれるグランセノーテ。
透明度が高く、青く澄んだセノーテは本当に幻想的でした!
このツアーでは、シュノーケルを楽しむことができます。
人が潜れば潜るほど透明度が落ちてしまうそうで、オープン直後の8時に間に合うように、ツアーの最初に組み込まれていました^^
この透明度!!綺麗すぎてテンション上がりまくります♡
現地スタッフからは、環境保護のために化粧も日焼け止めは使わないよう伝えられましたが、日本人の方みんな日焼け止めヌリヌリ・・・
マナーが良いと言われる日本人ですが、この時ばかりはガッカリしてしまいました。(もちろん私たちはルールを守りました)
ちょうど訪れた時期がゴールデンウィークだったからか、たくさんの日本人が休暇に来ていたようです。
朝早いこともあり水はかなり冷たいのですが、潜ってしまえばこんな綺麗な光景が広がっているので、水の冷たさなんて何のその!
朝の光が水中に差し込む様子は本当に美しかったです。
透明度が高すぎて、他のツアー客の足がうじゃうじゃ見えてしまうのが残念ではありますが、編集でここまで消しました(笑)
言われなければ分からない、よね?
なお、こちらのスポットも蚊がたくさんいるので、虫除けスプレーをお忘れなく!
ピンクレイク
カンクンから、ピンクレイクがあるリオ・ラガルトス村までは車で約3時間ほど移動します。
朝早かったこともあり、一眠りしているうちにあっという間に到着。
ピンクレイクは私敷地であり、個人でのアクセスは難しいとのことで、ツアー参加がベター。
駐車場から数分歩くと、こんな不思議な光景が広がっていました!
意外と狭いのですが、見慣れないピンクの海にシャッターが止まりません♡
この日は風が強く、体や顔に打ち付ける塩がかなり痛かったのも良い思い出です。
その後はボートに乗って、近くの湖まで向かいます。
天然泥パックを楽しんだり、野生のフラミンゴやワニを見ることもできました。
泥パック中の写真も載せたいところですが、顔にまで塗りたくり、あまりにブサイクなので自重。
帰りはそのままの姿でボートで移動します。
これくらいは載せてもいいかな?なかなかシュールでした。
ツアー終了後は、いよいよ楽しみにしていたオールインクルーシブホテルへ!
ホテルのフロントから部屋への移動も、こんなヤシの木にお出迎えされテンション上がります。
部屋からの眺めもサイコー!
今回3人での予約だったのですが、よく部屋を見るとベッドもアメニティも全て2人分しかない・・?というか2人用の部屋でした。
フロントに電話し、すぐに持っていくと言われましたが、一向に来ません。
しばらくしてもう一度電話して、ようやく持ってきてくれましたが、特に謝罪とかはなく笑顔で去って行きました。笑
せっかくのオールインクルーシブホテルなのに、簡易ベッドはどうなんだろう・・とモヤモヤですが、
ここはメキシコ。そんなもんです。高級ホテルだったらそんなこと無いのかなー。
ちなみに、ホテル内はもちろん、カンクンではほとんどのエリアで英語は通じます。
オールインクルーシブホテルなので、食べ飲み放題♡
カナダ生活で日本食に飢えていた私たちは、日本食レストランを見つけ入ってみることに。
人懐っこい笑顔が可愛いシェフたちが腕をふるってくれて、何だか癒されます^^
お寿司は想像以上に美味しいし、すごく丁寧な仕事振りに感激しっぱなし♡
どのメニューも美味しくて、カナダの日本食レストランよりも日本に近い感じでした。
お腹いっぱい食べて、しこたま飲み・・・
ご機嫌で部屋に戻ろうとしますが、このホテルにはまだネタがありました。
エレベーターが半分の確率で動かないし、動いても閉じ込められる!!苦情は出ないんでしょうかね?
「まあメキシコだし仕方ない」が口癖になる私たち・・笑
DAY4 ショッピングとカンクンサイン
朝食はビュッフェ形式でたっぷり食べて、買い物へ向かいます。
お土産屋ゾーンはかなりアメリカナイズされた雰囲気。
物価も高めなので、カンクン以外の場所にも行くなら、ここでは買わない方が良いかも。
客引が強すぎて、ドバイのオールドスークあたりの客引を思い出しました(笑)
でも、スーパーは品揃え良いしすごく安い!海外のスーパー見るの大好きな私。お土産買うにもオススメです。
メキシコのコーラは砂糖ではなくサトウキビを使っていて、アメリカのそれよりもねっとりしていて炭酸弱めと聞いて試したけど、違いよく分からなかった。普段飲まないからかな?
その後は人気のカンクンサインで写真を撮ってきました。
時間帯によっては、写真撮影の列が出来ていることが多いけど、運良く5分ほどで撮れました。
天気も最高でラッキー^^
夜はイタリアンビュッフェのお店で乾杯。
ここも美味しかった。海のすぐそばで眺め最高。
食事の後は近くのモールへ遊びに行きました。FOREVER21(懐かしい)やZARA見たけど値段はほぼ一緒くらいかな?
ホテルに着いてからは、せっかくなのでホテル内のナイトプールへ。気持ちよかったけど、後半段々寒くなって寒すぎて部屋までダッシュ(笑)
DAY5 メキシコの洗礼を受ける最終日
最終日なので、朝食ビュッフェを楽しんでいると、突然の停電が発生。
スタッフは特に気にする様子もなく、のんびりお仕事しています。
ところが5分〜10分経っても復旧せず、スタッフに尋ねるが「しばらく直らないよ〜よくあることだよ〜」とメキシコ節をかましてくる。
陽の光があるから、ライトはなくても良いんだけど、私たちはコーヒーを飲みたかったんだなあ。(コーヒーマシンも当然ながら動かないので、食後のコーヒーが飲めませんでした)
それだけじゃなかった。
チェックアウトの支度を済ませ、いざスーツケースを転がしエレベーターに乗ろうとすると、エレベーター故障中(もう何回目かな?キレ気味)。
スーツケースを螺旋階段で5階からロビーまで汗ダラダラかきながら運びました。
オールインクルーシブの高級ホテルとは言え、こんなことは日常茶飯事だった某ホテル(笑)
メキシコを楽しむ秘訣は、日本と同様のサービスを受けられるとは思わないことと、何が起きても「ネタを提供してくれてありがとう!」くらいの気持ちでいることでしょうか。
全部のホテルが同じではないと思うけど、これが新婚旅行とかじゃなくて良かった。
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その後は友人と別れ、メキシコ一人旅が始まります。
ちなみに、カンクンのホテルエリアから市街地のバスターミナルまでは、バスで一回12ペソ、タクシーなら15ドルなので、タクシーがコスパ良し。
カンクンでリゾート満喫したら、他都市訪問がマスト!
今回は、カンクンでリゾート満喫してきた話を書きましたが、何とそれから3年が経とうとしています。。(2022年1月現在。書くの遅すぎ)
コロナ前はこんなに平和だったんだなとしみじみ。
カンクンも良いですが、他都市も魅力的な面白いところがいっぱいあるので、ぜひ英語が通じないメキシコワールドに飛び込んでみてくださいね!
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